縮毛矯正と毛染め
縮毛矯正をする前の1週間〜2週間前に毛染めがしてあれば何も言うことは有りません。
黒い部分が無ければ、それが最高です。
毛染めと縮毛矯正を一緒にする場合はリタッチが髪の毛の為には一番良いのです。
縮毛矯正と一緒に毛染めをするのに、(『トーンダウンでアッシュを入れて、ピンクを入れて』)と言
われるお客様の多いこと多いこと。
嗚〜呼、折角手触りが良くなったのに2週間では抜けてしまう色入れて、中には難しい画像を携帯で
提示するお客様がいます。
今日のお客様はハイライトが入ったカラーを提示されました。
私は、最初から気分が悪くなってしまいました。
縮毛矯正をしにご来店されたのか、はたまた毛染めでのご来店か?
『難しいカラーですので縮毛矯正の後でいたしましょう』と言ってその場は納めました。
薬剤を塗布する段階になって、『リタッチでも良いです』とおっしゃっていただけました。
本当はブリーチ毛ですので、リタッチが一番助かるのです。
しかし、私は綺麗な艶ツヤツヤサラサラの髪の毛を見せてあげて、この上に毛染めをして手触りが悪
くなると教えてあげたかったのです。
『縮毛矯正が終わってから、カラーの事は考えましょう』と私は答えていました。
本当に最上級の髪の毛の美しさを縮毛矯正で経験をすると、毛染めも考慮してくれるようになるので
す。
『綺麗な髪の毛を見せて、この上に2週間で抜けてしまうようなピンクとかアッシュとか入れます
か?』
と尋ねるとほとんどのお客様が理解をしていただけます。
『一般美容室では縮毛矯正の後で毛染めをすると色が抜け無いから、そのほうが良い』と言っている
ようですね。
ピンクやベージュなどならまだしもハイライトやブリーチや変わった色の注文だけは、折角美しくな
った髪の毛を破壊する事になりかねません。