稲沢市の森口さんは、津島北高のテニス部
パーフェクト・ハイレベルコースを選んだ森口さんはお母様と妹と3人でご来店です。
9月19日にお母様が様子見でカットカラーでご来店して、私が担当して、、、たくさんお話をしてご理解いただきました。
そしてお母様が、今回お嬢様を連れてご来店となりました。ご自分は10月13日の朝10時にご予約いただきました。
さて森口さんの髪を一目見て、毛先は失敗縮毛矯正でカリカリ状態です。
いろいろとお話を伺いますと、1回目の縮毛矯正は最高に良かったそうです。
しかし、2回目から満足いかずに5軒も美容室を変わったそうです。
1回目の縮毛矯正の感激が忘れられずに5軒も探しまくったのはお母様の執念でしょうか。
その結果私の元へ辿り着くことができたわけです。
5軒の美容室の中には、激しい傷みの為に施術を拒否されたこともあったようです。
1回目の縮毛矯正を2年前に石川県でして、それから引越しで稲沢にやって来て美容室を変えてから縮毛矯正で散々な目にあったそうです。
まぁ、そのような訳で私が綺麗な縮毛矯正にかけなおしてあげましたが、今回はカットに非常にこだわって相当スキの入った前下がりボブとのことでした。
綺麗な縮毛矯正がかかり、うれしくて私にいろいろと注文できるのでしょう。信頼してくれている証拠です。
そこで、私はこう言いました。『髪の毛が綺麗になったので、カットも最高のカットにして大満足で帰ってください。どんどん注文してください。』
まず、前下がりのボブを切って鏡越しに『どうですか』と尋ねたところ、顔に笑顔がありませんでした。森口さんから口を開きました。
『もっと薄くして欲しい』との注文がありました。
実は、私はそう言ってくれると思い待っていたのでした。
カットの打ち合わせはパソコンで、前下がりボブのカタログを開きしっかり打ち合わせをしたのでイメージは把握していましたが、念のため探ってみました。
私は、『それでは厚みをとって薄くします、少し薄くして画像どおりにしますのでそれから鏡を見てもう少し薄くしたい場合は遠慮なくおっしゃってください。最高に満足して帰っていただきたいので、よろしくお願いいたします。』と言いました。
両サイドにそぎを入れて、どんどん薄くしていくと顔が明るくなっていくのがわかりました。
森口さんと私の感覚がひとつになっていく感じがしてきました。
良しこれだ、、、、、と感じた時に鏡を覗くと、、、、、森口さんは嬉しそうな顔になっていました。
縮毛矯正も完璧、カットも最高。言うこと無しのできでした。
森口さんと2人でエレベーターに乗り1階まで降りて下で待っている妹とお母様に順番に会いました。
お母様も嬉しそうに近寄ってきて3人は喜びながら名古屋駅の方へ歩いていかれました。
明後日、お母様が10時にご予約をしてありますので結果や感想を聞いてみようと思います。
私も久しぶりにお客様と心がひとつになれて、縮毛矯正もカットも大満足な出来上がりに嬉しかったです。